ようやく論議は対等の土俵へ ー河野談話見直しー


みなさまこんにちは、藤井盛光です。
ここ長岡は平年に比べて雪が少なく、安堵していたのもつかの間、山むこうの関東地方は、大雪で甚大な被害を蒙りました。
思い返せば昨年も東京では予想外の降雪があり、今年の大雪の予兆であったとも言えます。
少しの予兆を見逃さず、備えを固めるということは、政治であれ日常生活であれ、重要なセンスなのではないかと感じました。


さて、今現在国会では、いわゆる従軍慰安婦の軍による強制連行を認めた河野談話の見直し作業が始まろうとしています。

この談話の正式名称は「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」というもので、平成5年8月に閣議決定を経ることがなかったのに内閣の意志として発表されたという曰くつきの談話です。

その全文を以下に掲示します。


引用開始

いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。

 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。

引用終わり(外務省サイトより)


この談話の問題点は多く、そもそもその作成が韓国政府との水面下交渉により行われており、韓国側から何度もダメ出しされ、その意向を最大限に忖度したものであることが明らかになっています

最大の問題点は、軍による強制連行の有無ですが、直接その記述はないものの、文面を通して読むとそれを容易に連想させます。

当事者の政治家たちを弁護するつもりは全くありませんが、我が国の外務官僚が譲れない一線を守ろうと交渉し、政治的妥協の産物である本談話を元に韓国サイドが何をやってきたか考えれば、日本側の譲歩を逆手に取った極めて悪質なものと言わざるを得ません。

そして今現在、村山富市元首相が、河野談話の再検証を何としでも阻止したい、と怪気炎を上げています。この村山氏も、「村山談話」という河野談話に類した国益を損ねる談話を発表しています。

検証は何事に対しても行われるべきで、それをしてはいけないということは、取りも直さず言論弾圧です。今現在、旧社会党系の方々が躍起になって原発の再検証に取り組んでいますが、それは良くてこれは駄目というのでは筋が全く通りません。

村山富市氏は御年89歳、河野洋平氏は77歳、お二方共政界を引退され、老人を裁くことには些か後味の悪さも感じますが、この再検証をしっかりと行い、責任者を明らかにし、誤りを正すことが今の日本には必要なことであり、それにしっかりと政府は取り組んで頂きたいと思います。



以上








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