市議会平成25年12月定例会


みなさまこんにちは、藤井盛光です。
本日はクリスマス、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先日、長岡市の若手僧侶の忘年会に参加してまいりました。
その席でとあるお坊さんが「この場だから聞くけどクリスマスツリー飾ってる?」と発言され、そのツボを突いた問いに一同どっと沸きました。
やはり子供がいれば、クリスマスを楽しみたい。でもお寺は人目をはばかる。老僧も気になる。という苦悩?を共有できた一瞬でした。

多くの日本人は宗教に非常に寛容です。八百万の神に象徴されるように、日本人は多神教的な価値観で、キリスト教であれ、仏教であれ、多様な価値観を受け入れる素養があるようです。

この価値観こそ、21世紀に日本が堂々と世界に発信すべき価値観ではないかと私は思います。


閑話休題。


長岡市議会12月定例会の一般質問では世代間格差について議論を行いました。

今現在、我が国の金融資産は50歳以上の世帯主が全体の80%以上を保有している一方で、20代はわずか0.3%しか保有していないことが明らかになっています。

子育てやレジャーを始めとした旺盛な消費性向を持つ世代がお金を使えず、守りの人生でお金を使わない世代がお金を持ち続け、結果として景気の低迷につながっています。

地方自治、地方分権が声高に叫ばれてるこの時代に、地方が自律的に問題解決に取り組むことは極めて自然だと私は考えます。

この資産移転を促進するために、高齢者が所有する資産を若者世代に移転した場合、市の裁量で税率を決定できる市民税や固定資産税を減免するような措置や、啓発・広報活動は行えないでしょうか。

この一連の問題提起は資産格差解消の為ですが、その同心円上には世代間の物心両面での交流促進、家庭の安定化、少子化の解決など、社会の諸問題とも深い関係があります。

親のすねをもっとかじれるように、そして介護はできるだけ子供達にしてもらえるように、そういった絆の強化が望ましいと私は考えますし、それを後押しする施策を望むと市を質しましたが、市の回答は資産移転の取り組みは国がすべきというものでした。



以上。



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