現在長岡市議会は9月定例会の会期中です。
各議員の一般質問と常任委員会の日程を終え、連休明けからは決算委員会が開催されます。
今議会での私の一般質問は「市と地域住民の関わり」それから「市民の政治参画啓発」について行いました。
先に「市民の政治参画啓発」ですが、これはいずれ行われるであろう憲法改正に関する国民投票に向けて、市民の議論を促進すべきではないかという問いです。
憲法に関しては改憲・護憲双方の様々な思惑が有ると思いますが、現状見るに既存メディアの大半は「改憲すべきではない」という論調に偏重しているように思えます。
私が知るかぎりでは改憲論者も一定数おり、そこで行われている議論は日本国憲法の成り立ちはもとより、我が国の伝統や文化をその俎上に載せ、9条や戦争だけにとどまらず、国家の設計図たる憲法は如何に有るべきか、よく考えられています。
私はこの改憲護憲双方の言い分を新聞、TV等、既存メディア以外のところからの情報を加味し、最終的に改憲という結論に至りました。
このブログを御覧になっている皆様は、既存メディア以外の情報源を活用されていると思いますが、何れにせよ大事なことは、両方の意見をあまねく国民が知ることにより、初めて健全な国民投票が実施できるということです。
昨今の低投票率を懸念するところから、議論の土壌を形成する為の試みを市が推進すべきではないかと市への要請を行ったところ、「公平中立を損なう」との言い分で退けられました。
ですが、改憲の意見と、護憲の意見を同じ土俵に持ちだして、「さあみなさんご判断下さい」と市民に提示することは極めて公平中立の立場ではないでしょうか。
市が何を恐れているのか私にはわかりかねますが、それが出来ないという現在のおかしな状況を打破し、日本人の政治意識を高めることは、我が国のあらゆる閉塞感を打破する原動力になると私は考えます。
もうひとつの質問「市と地域住民の関わり」については次回ご紹介致します。
つづく
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