みなさまこんにちは、藤井盛光です。
長岡も雪に包まれ、冬が本格的に始まりました。総選挙の日程と完全に重なった長岡市議会12月定例会も先週で閉会いたしました。
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雪に包まれた栃尾の街並み。 歩道の「雁木(がんぎ)」と呼ばれる伝統的アーケードが特徴的。 |
先ずは私の所属のことでご報告です。先のブログにも書きましたが、私は現在「日本維新の会」に所属しております。これまで市議会では「たちあがれ日本」として単独会派を成しておりましたが、長岡市議会では当選時と所属が変わった場合には公党でも会派を名乗れない、という慣習があるということで、このたび無所属扱いとなりました。
正直に申せば、党を移ったわけではなく合流であり、連続性と正統性はあるわけですので、釈然としない思いもあります。ですが、些細な事で自己主張するのもお互い不毛だと判断いたしましたので、了承した次第です。
さて、今議会の一般質問では「観光」に着目して市政を質しました。今日では地方自治体による「観光戦略」の推進は当たり前になりました。観光名所として認知されれば、交流人口の増加に伴ってサービスやモノの需要が底上げされ、地域の経済が活性化するわけですから、その方向性はよく理解できます。
しかしながら、いきなり他地域から観光客を呼び込める観光スポットを創出することは大変困難です。そこで先ずは「長岡市民がお客」という観点で、今現在行われている各種事業を磨き上げることを提案しました。長岡市民及び市内の各団体がお互い視察し合い、相互評価を取り入れることにより、顧客視点でのフィードバックが可能になりますし、日帰りを前提とした観光なら宿泊施設の拡充を急がなくても成り立ちます。
また地域間での人の交流が盛んになれば、合併して生じた歪みの解決にも繋がります。その為にも公共交通の充実やその他施策が必要ではないかと質したところ、概ね妥当な回答が得られました。
続いて文教福祉委員会では地域における要援護者と学校の連携、それから実践的な英語教育のための環境整備について意見交換を行いました。私の経験から言っても、英語は実際に使う場がなければいくら頭に詰め込んでも全く使い物になりません。外国人教師の滞在時間増加や、会話できる環境整備が必要だと要望しましたが、予算が絡む答弁は渋くあまり期待できないように感じました。
英語は基本的に世界のどこに行っても通じますし、会話ができなければ意思の疎通も自己主張も出来ません。私から見れば英語の重要性と語学教育の抜本的な見直しは自明なのですが、どうも分かって頂けないもどかしさがあります。長岡出身の学生は実践的な英語力で日本一を目指すぐらいの目標を設定するべきです。最近は中国語やその他英語以外の重要性を説く方も見受けられますが、私は英語以外が国際共通語になる余地はもう無いと確信しています。
今後も長岡から日本を良くする、というブレない軸を持って市政に参画させて頂きたいと思います。
以上
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