「女性宮家」創設の危険な罠


みなさまこんにちは、藤井盛光です。


藤村修官房長官が「女性宮家」の創設も視野に入れた今後の皇室典範改正の必要性に言及した、という25日付読売新聞の報道と直後の藤村官房長官の記事否定。真否は定かでありませんが、私はこの女性宮家の創設には断固として反対です。宮家とは本質的に皇位を継ぐ家柄であり、悠仁親王殿下がお生まれになる直前まで論議が盛んであった女系天皇の容認に繋がるものだからです。


わが国は神話の時代から今日まで男系の皇統を綿々と守って参りました。男系とは即ち「天皇の父親を遡っていくと神武天皇に行き着く」ということです。こう言いますと、必ず否定的なスタンスで噛み付いてくる輩がいます。以下によくある反論2点の誤認点を解説致します。(なお「神話なんて事実じゃない」という反論をする方は世界中の宗教や民族伝承を相手に一歩も引かない大人物で私の手には負えませんので置いておきます。)




反論1【これまでにも女性天皇はいたじゃないか】


 女性天皇はこれまで何人もいらっしゃったことは事実です。正確には8人の女性天皇(年代順に推古、皇極、持統、元明、元正、孝謙、明正、後桜町天皇)が存在しました。しかし各女性天皇は男系皇孫を父親に戴きますので男系女性天皇になります。そうです、女性天皇は議論の対象ではないのです。問題は女系天皇なのです。




反論2【女性天皇の子が即位したこともあるじゃないか】


 第38代天智、第40代天武、第42代文武天皇の母は女性天皇ですが、父は男系天皇もしくは男系皇太子です。ですからやはり男系天皇であることは間違い有りません。




というように、男系天皇は日本正史上間違いなく受け継がれているわけです。萬世一系と呼ばれる所以がここにあります。


実際の問題は、この男系をどのようにして守っていくかということです。皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁親王殿下をはじめ、日本には男系を継承できる皇族が7名しかいらっしゃいません。これから皇孫を遺せるのは現実的には悠仁親王殿下だけでしょう。


私は解決策として、旧宮家の復活もしくは皇位継承権付与を支持します。


戦後GHQによって強制的に臣籍降下させられた男系皇族の方々は、今現在でも多くいらっしゃいます。こういった方々を宮家にお迎えする、もしくは皇位継承権を承認するというだけでお世継ぎ問題は一挙に解決します。「戦後レジーム」から本当に脱却できているのなら皇籍復帰も行われて当然だと私は考えます。


以上のようなお世継ぎ確保と、緊急避難的な女性天皇容認、女系天皇禁止を併せて、我が日本の皇室の弥栄を護持しなければならないと私は思います。伝統というものは理屈ではありません。長い歴史の波濤に晒されて、それでも残っている。それは我々の社会に無理なく寄り添い、経験的に良いものだからでしょう。


わが国の最高権威であり、家父長制を大事にしてきたわが国の象徴であり、世界に誇れる萬世一系の天皇を守ることは、保守思想の中でも最重要項目であると私は考えます。政治が乱れ天変地異が起き民心が乱れた時、やはりわが国の民の最後の心の拠り所は天皇なのです。これを貶めよう、破壊しようとする勢力には断固として立ち向かわなくてはなりません。


(とは言ったものの、一臣民である私やその他大勢が、皇室の習慣に口出しし、国会などでルールを押し付けることがそもそも不敬であるという気持ちがあり、この現状に心苦しい。)




おしまい。






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