私の暮らす長岡の街では8月2、3日に「長岡まつり大花火大会」が開催されます。この花火大会は日本三大花火の一つにも数えられており、週末開催の場合の動員人数は45万人/日(市の人口は約28万)に達することもあります。
記録によると明治12年に初の花火大会が千手町八幡様のお祭りで行われました。爾来、戦禍をまたいで百年以上も続く伝統ある花火大会です。大正15年には日本最大の「正三尺玉」の打ち上げに成功し、今日までその技術は受け継がれています。ちなみに千手八幡とは我が家の裏にある神社です。
戦後は慰霊と復興の意味も込められるようになりました。開催日の8月2日は長岡の街並みが空襲で焼失した日です。私のお寺も本尊を除いて全焼しました。そして平成17年、中越地震からの復興を祈念して復興祈願花火「フェニックス」が打ち上げられました。平成21年には大河ドラマ「天地人」の放送決定を祝う「天地人花火」が打ち上げられました。
以上の情報はこちらのサイトの要約です。
さて、今年の花火は記録的な豪雨による水害により、その開催が危ぶまれるほど現場の被害は深刻なものでしたが、市長以下市職員とボランティアの方々のおかげで開催にこぎつけることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、それではその花火を動画でご覧ください。まずは「正三尺玉」です。下側には「ナイアガラ」で輝く長生橋が見えます。
開いた際の近隣民家の窓ガラスの振動はものすごいです。
続いて「復興祈願花火フェニックス」の屋形船からの映像です。空一面がキャンバスになります。
初めて観たときには本当に感動しました。いえ、今でも感動します。
最後は「天地人花火」です。
飽きさせない構成ですが、最後は長岡花火らしく豪快に盛り上がります。
いかがでしたか?実際に観ないとこの迫力は伝えきれませんが、雰囲気を感じていただければ幸いです。地元で見ることができるのは私にとって本当に幸せなことです。いつまでも続きますように。。。
おしまい
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