佐渡視察(2011年7月15日)

去る今年3月、新潟市の中国総領事館移転に伴う万代小学校跡地売却を住民の声に動かされた新潟市議会が阻止したことは記憶に新しいのではないでしょうか。跡地には総領事館だけではなく中華街も創ろうとした行政に対し、治安悪化を懸念した市民による反対運動と、尖閣諸島で起きた中国の蛮行による対中感情悪化の結果です。

この移転凍結により安心したのもつかの間、今度は佐渡に中国政府が関与して用地取得が済んでいる場所があり、大量の中国人留学生の受け入れを計画しているとの情報を得たのは先月の終わりごろでした。早速地元で顔がきく方に電話で尋ねてみると、寝耳に水の話で地元の方はその事実を殆ど知らないということでした。現地で情報収集を行う必要があると思ったものの、こちらも佐渡も市議会が開催されており、それが済んでから現地入りするということで準備を進めておりました。

私が現地入りする前に得た情報は以下のようなものです。


・JAと佐渡汽船が共同経営していた佐渡の能楽の里が経営破綻し、新潟国際芸術学院(東富有理事長)により買取られた。東理事長は佐渡汽船のアドバイザーでもある。
・中国共産党の外務大臣であった唐家センが昨年10月に佐渡を視察、能楽の里改修パーティ(本年6月)に胡錦濤の息子の海蜂氏が参加した。海蜂氏は精華大学ビジネスグループの社長であり、席上で留学生3000人受け入れに言及。
・中共高官が佐渡に来る際は、新潟国際芸術学院の東理事長が同伴する。

等々ネット上に溢れ出した情報()と、佐渡にある弾道ミサイル追尾レーダー施設、中国の国防動員法()と羅津港への投資、長野聖火リレーでの中国人留学生の暴動()といった事柄を併せて考えれば、不用意な中国人の大量受け入れは国防上のリスクありと考え、意識喚起のチラシを作成しウェブ上と長岡市議会議員に配布しました。

この件に関しては、柏崎市議の三井田議員も現地で調査されていて、東理事長に直接インタビューした模様が掲載されています。


さて、前振りが長くなりましたがここからが本記事のメインパートです。
議会が閉会し、現地の市議会議員との調整も出来ましたので、遅ればせながら私も現地入りして主だった方々と意見交換をしてまいりました。こちらからは長岡市議の大地議員、私と私の後援会事務局長の3名で向かいました。新潟港から両津港までは、フェリーで約2時間半の船旅です。


現地で迎えてくださったのは佐渡市議会の祝優雄議員と岩崎隆寿議員です。腹ごしらえをしながら意見交換をして、まず向かったのは航空自衛隊の佐渡分屯基地。司令の寺川清司二等空佐(中佐)とレーダーの警備体制や対人訓練の実施状況、今後の展望など意見交換をさせて頂きました。年を聞きそこねましたが非常に若い司令で、穏やかな人柄ですが眼光鋭く、その中に武人を見ました。レーダーも視察の準備をしてくださっていたのですが、時間が足りないため断念、次回へおあずけです。準備してくださった自衛官の皆さま、有難う御座いました。
寺川司令と。植え込みが46(警戒隊番号)です。














続いて法務局佐渡支局へ向かいました。残念ながら支局長は不在でしたが、次席の統括官と意見交換をさせていただきました。また当該施設の登記簿謄本を取得いたしました。
 

これを見ると土地の所有権は移っていませんが、建物は売却となっています。つまり土地は無償貸与ということです。

続いて佐渡東警察署長の大桃正明警視と意見交換をさせて頂きました。署長の「我々は政治とは関係ないが、何があろうと市民の安全は我々が守る」という力強いお言葉が印象的でした。

最後の視察は元・能楽の里、今は新潟国際芸術学院佐渡研究院です。

 

 

実は私、以前私用でここに来たことがあることを思い出しました。その時にはレストランと土産物屋がありましたが今は営業していないようでした。当時となにも変わらない様な雰囲気でしたが、看板は新しく付けられていました。トイレは年間維持費が500万円だそうです。

さて、旅館でひと休みした後は佐渡市の高野宏一郎市長と加茂歌代の「旬香・よし坊」さんで意見交換会をさせていただきました。ここでもしっかりと問題提起と意見交換をさせていただき、その他にも佐渡市政について様々なお話を伺うことが出来ました。市長は頭脳明晰、決断力に優れた方で、私も大いに勉強になりました(お酒も強い)。
私、祝議員、事務局長、大地議員、市長














以上、市議会議員、自衛隊司令、法務局次席、警察署長、市長と佐渡の公的機関の主要な方々に本案件のリスクを膝を交えて説明させていただきました。今回の調査ではっきりとしたことは、現在のところ表立って派手な動きは見られず、違法性も見当たらないということです。関連する個別の発言は載せられませんが、自衛隊と警察は我々以上にしっかりと情報収集されています。市議、市長にも視察の趣旨は十二分に伝わったものと確信いたしております。なにか怪しい動きが起これば、適切な反応と対処をされるはずです。

さて、大量の中国人受け入れは新潟州構想と関連しているとのご指摘も頂いております。我々はこれからも不可解なイベントに注視し、監視を続けていきます。本案件に関しては、長岡市議会議員である私のすべきことはこの程度であると考えます。これから先はこのリスクを理解した上で中国人留学生を大量に受け入れるも、拒絶するも、それは佐渡の方々の決めることです。
そしてこれが私の取り越し苦労で、お互い思い遣りのある、平和な文化交流が推進され、佐渡の経済活性化に繋がるということならば本当に慶ばしいことだと思います。

最後に、本視察にご協力くださいました皆さまに感謝申し上げます。

以上。



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